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室内ドアの選び方~実は間取りを考える時に始まっています~
室内ドアの選び方
本日は、室内のドアの選び方についてお伝えします
家を建てる、リノベする時、室内ドアを選びます
これまで、賃貸に住んできた人や実家暮らしだった人にとっては
はじめての事ですから、いざ選ぶとなると、意外に悩んでしまうものです
今回は、そんな室内ドアの選び方のヒントになる内容になります
最近は、室内ドアのデザインや色が本当にたくさんあります
メーカーごとに違いもあり、詳細の計画に入ると
決められない方もおられます
決めるためには、何か基準がいりますが、何を基準にして良いのか
室内ドアを決める時のポイント
1・イメージ
ナチュラル
シンプル
エレガント
クラシカル
カッコいい
高級
など、自分はどんなイメージの暮らしをするのかです
まずは、これで、ドアのデザインがある程度絞られます
2・光を通す必要性
どの場所のドアかで、採光(光を通す)の必要性を考えます
リビングドアは、スリット採光や上部採光など
一部がガラスや樹脂版になっていて、光を通すデザインを使用することが多いですね
また、間取りによっては、採光タイプのドアが適している場合もあります
例えば・・・窓で採光を取り入れたいけど、
窓がつくれなかったり、壁にした方が収納場所などを優先したい時は
窓をつくらずに、ドアの向こうからの採光を利用するなどの場合です
間取りの関係で、廊下が真っ暗になってしまうときなどは、
この採光タイプのドアにすると、ほかの部屋からの光を通すことができるのです
これは、間取りの段階で考えておくことで、柔軟に考えることが出来ます
暗くなるから・・・と窓をつくるとお部屋が使いにくくなる
暗くなるけど、ドアから明かりが取れればOKなんじゃない?
という感じです
3・引き戸の必要性
高齢の方が同居する場合は、引き戸が欲しい方も少なくはありません
ここでもそうですが、間取りの時にこれが制約となります
しかし、これは、暮らすうえで、結構優先度が高い要望になることが多いので
引き戸を前提に間取りを考えることになります
4・ドアの大きさ
これも非常に重要なポイントになります
間取りを決める際には、まだ家具のことまで考えていなかった・・・
という方は、あるアクシデントが起こる可能性があります
「家具(家電)が入らない!」問題です
土地の大きさや、窓の選択次第では、大きな家具が入らない時が、あります
例えば、最近は防犯のこともあり、1階に大きな窓
いわゆる掃き出し窓というもので
床から2mくらいの大きな引き違いの窓をつくらないお宅もあります
そうした家の場合は、家具家電はすべて玄関から搬入することになります
その時に、リビングドアの大きさ次第で、入る入らないがきまります
まだ、2階に大きなベッドを設置したい場合は、階段を通過する必要性もあります
間取りや窓を決定をするときに、家具が決まっていない場合は、平均的な大きさのモノしか入らないと
思っておかれるとよいでしょう
大きめ家具の設置を考慮している場合は
間取りや窓、そして室内ドアの幅を考慮して選びましょう
5・鍵の有り無し
室内ドアのかぎが必要な場所ってどこでしょう・・・
これも暮らし方によりますが
個人的には、トイレだけで良い と思っています
家族が、家の中で部屋に鍵をかけて暮らす必要性があるかないか、ですが
一般的にはほぼ必要ないかと思われます
洗面室の鍵に悩まれる場合もたまにありますが
家族が利用する洗面バスルームに
おそらく鍵は必要ないでしょう
まして、子供部屋には絶対不要と考えます
6・デザインと色
これが最後に悩むところです
メーカーさんは、実に様々な努力をされています
そして、そのカタログやイメージ写真を見ると、ついつい心がゆれてしまうのが
わたしたち、人間という生き物です
そんな時は、原点に戻りましょう
実際に暮らし始めると、部屋の中にはいろんな家具やモノが増えていきます
ほどんどの人がそうなると思ってもらってよいでしょう
必要なモノから不要と思われるものまで、実にたくさんのモノが
部屋に置かれていくことになります
好みのお部屋のテイストでドアを選ぶのも楽しいものですが
モノが置かれたときに、その色やデザインが、かえって邪魔になることもあるのです
ドアの色がこれだから、家具の色はどうしよう・・・と
家具選びの柔軟性を考えると、ドアの色やデザインは
あまりこだわらない方がよい場合もあります
リビングドアを除いては、比較的シンプルに、色も統一したほうが
お部屋のインテリアをつくるうえでは、やりやすいでしょう
7・ドアの高さ
ドアの高さも、近頃悩みポイントに追加されてきています
一般的には2mの高さですが
ハイドアというものがあり
天井近くや天井までの高さのあるドアもちょいちょい使います
これは、見た目のデザイン性に関係します
高さのある、ドアは高級感もあり、おしゃれな印象が際立ちますから
リビングドアに採用するのは、とても良い感じに仕上がります
と、室内ドアについて、述べましたが、いがでしょう
こんなにあるのか?
と驚きましたか?
室内ドアは、部屋と部屋を繋ぐもので、開け閉めできればいい
機能的には確かにそうですが
快適な暮らし方には、欠かせない条件として、室内ドアの選択がとても大事になります
注文住宅を数多く手がけてきている私たちビータハウスは
リノベの際にも、このようなことをすべて考慮して、室内ドアのご提案を差し上げています
特に最近は、大きな家電も増えていますから、十分なヒアリングのもと
快適で素敵な暮らしを叶えるために、重要なことと考えます
京都・滋賀・大阪で 注文住宅やリノベをお考え方のご相談は
こちらから、お気軽に(^_-)-☆