スタッフブログ
ご主人の部屋は必須です
本日は、「ご主人のお部屋」について、お伝えします
家を建てる、リノベする時、
ご主人のお部屋は、あり?なし?
これまでの、経験では、半々くらいの比率です
そして、これまで15年ほど家づくりをしてきて、
ある共通点があることに、気が付きました
ご主人のお部屋がある家は平和で仲良しだということ
子供部屋があるのに、ご主人の部屋がないのは、おかしくないか???
たしかに、昭和の時代のお父さんは
家に帰ると
ごはん食べて、風呂入って、寝るだけ・・・
という方も多かったかもしれませんね
しかし令和の今、こんなかたは、かなり少ないのでは?
はたらき方改革で、
- 完全週休二日制
- 土日は完全お休み
- 19時くらいには帰宅する
お客様も、こんな方が増えています
2LDKのアパートから、新築計画に入ると
アパート時代には無かったこともあり
ご主人のお部屋(スペース)が、抜け落ちるのです
土地の大きさや予算の都合もあり
「必要ない」ということになってしまうケースが約半数ありました
が、ここ数年、80%以上、ご主人のお部屋(スペース)をおつくりしています
これはとても良い傾向ですね
ご主人の部屋がないデメリット
家の中で居場所がないということは
家に帰ると暇なわけです
料理が好きだったり、掃除が好きな人は、家事分担も積極的にされて
そういう男性は、
家自体が、自分の居場所になるので、まだよいのですが
そうでない男性は、家に帰ると、どう過ごすと思います?
帰宅後、ソファーやこたつでゴロゴロ・・・
これがダントツらしいのです
そして、ご飯食べて、お風呂に入り
寝るまでまたゴロゴロするか
寝室でスマホをいじってるが動画見てるかゲームしてる・・・らしい
子供たちは、自室で勉強したりして過ごしているのに
お父さんの場所がない・・・
この「場所がない」が、大問題なのです
家の中で、ご主人が、楽しめたり、落ち着いたりすることができない家に
長い事暮らしていると、色んなデメリットがあります
-
帰宅しても、場所がなくて、退屈だから、まっすぐ家に帰らないようになる
最近、17時以降のコンビニの駐車場には
帰宅前の男性が、車の中でテレビを見ていたり
スマホをいじっていたり
誰かと楽しそうに電話していたり・・・
といった、風景を必ずと言っていいほど見かけるようになりました
年齢は30代から50代まで幅広いですが、ほぼ男性です
多分、家に帰りたくないんだろうな・・・と思われます
家に帰りたくない理由はなんだろう?と考えてみました
- 落ち着く場所(部屋)がない
- 小さい子供の面倒を見たくない(疲れている)
- 妻と仲良くないから同じ空間にいるのがしんどい
- 家に帰っても暇
こんなふうに、家が楽しくないと、男性は帰りたくなくなるのです
一方、奥様の場合は
やっぱり、家の中の主導権を持っているのは、まだまだ奥様がおおいです
だから、食事に掃除に片付け掃除、
こどものあれこれなどで
とにかく忙しく、「暇」なんてない方がほとんどです
男性は、家事と子育てから逃れているケースがまだまだ多いのです
そうなると、家を建てる時に、特に子育て世代は
「パパの部屋はいらない」と妻は申します
お部屋をつくると、余計何もしなくなる・・・のでは???となります
でもこれ、逆なんですよね
たまに、自室でゲームとスマホ三昧になるケースもありますが
基本的には、ご主人お部屋が無いと
奥さんが嫌な気持ちになる方が多いのです
そんな暮らしが続くと、どこかで「離婚」になるかたも
離婚を経験して、50代にもなると
そりゃそうなるわ・・・と想像もできるのですが
お若い方にはまだまだ無理なようです
が、一家の幸せな未来のために
こういったお話もすることが増えてきました
奥さんからしたらね、そんなの贅沢でしょと思われることも
お若いかたほど、その傾向が高い・・・のも、事実です
が、出世の確率が、ダントツ高くなると、申しますと
「じゃ、作ろう」となる
若い方は、ある意味素直で、現実的です
趣味を愉しみ、一人の空間で落ち着けてこそ、
夫婦は仲良くいられるものです
- 自室(自分の空間)があるご主人は出世しやすい
- 50代以降は違う空間にいる時間が必要になる
こういった背景もありますから、
家の計画には、それぞれの空間を計画されることがベストです
ビータハウスでは
息が詰まらない、帰りたくなる、楽しい暮らしが実現する家になるように
ご予算踏まえて計画しています
本日はパパ(男性)の空間についてお伝えしました
次回は、ママ(女性)の空間について、お伝えします